ナポレオン・ヒル (著)、渡邉美樹 (監修)
定価1785円(本体1700円+税5%)
四六判・上製・288ページ
ISBN978-4-87771-266-2
この本に出会えたあなたに、心からおめでとう!と言いたい。―渡邉美樹
(監訳者まえがきより)。
ナポレオン・ヒルの「黄金律」は、自由主義社会における成功の大原則だ―渡邉美樹。
まずは、この本に出会えたあなたに心から「おめでとう」と言いたい。なぜなら、本書は、あの『思考は現実化する』の原点ともいえる一冊だからである。
これまであなたは「ナポレオン・ヒル」の名を、目にし、耳にしたことがあるかもしれない。人間の「成功したい」「成功する」と信じる潜在能力が必ずや現実化するという成功法則を説いた〝Think and Grow Rich〟『思考は現実化する』が、1937年の発売以来、累計1億冊を突破する世界的な大ベストセラーになっているからだ。
今回、監訳を引き受けることになった『成功哲学《誌上講座》1919-1923』は、ナポレオン・ヒルが『思考は現実化する』を発表する20年近く前に、彼自身が主筆となった雑誌に連載していた。誌上講座をまとめたものである。
成功哲学を体系化するにいたった、ナポレオン・ヒルの思考の原型を紹介しているという点で、すでにナポレオン・ヒルを知っている人にとっても、なお成功への道筋を教示してくれるという意味からも、非常に興味深い本になっている。
(中略)
「自分がしてほしいと思うことは、まず他人にそうしてあげることだ」これは、間違いなく真理だと信じて私も実践してきた。結果として、外食、学校、介護とすべての事業で成功することができた。
成功するには、抱いた夢を実現させる方程式が必要である。人によって方程式の立て方や用いる因子の優先順位があって、決まりきった方程式があるわけではないが、成功への道筋を示してくれる方程式を持つことが欠かせない。
その夢を実現するための方程式の原理原則を、ナポレオン・ヒルは、示してくれている。
「自分がしてほしいと思うことを、まず相手にしてあげることだ」という、この「黄金律」は、自由主義社会における成功の大原則と言っても過言ではないだろう。
私は、決してナポレオン・ヒルのマネをしたわけではない。自分なりに「夢に日付をつける」という言葉で成功を思い描いたり、自己流の方程式で実現を期したりと、別にナポレオン・ヒルを意識することなく、現実に立ち向かってきた。
しかし、どこかにナポレオン・ヒルの言葉が残っていたのかもしれない。この『成功哲学《誌上講座》1919-1923』の原稿を読みながら、ふと感じたことは、「なんだ、答えはもうすでにここに。書いてあるじゃないか」という思いだった。