本辞典の特色

●OXFORD『A DRAVIDIAN ETY-MOLOGICAL DICTIONARY』
  second edition の日本語版

ドラヴィダ語の語源辞典としては世界唯一の辞典に日本語訳をつけて再編集しました。
原書の内容はそのままに、日本人利用者の利便を最大限に考え、独自の改良や工夫をほどこしてあります。表記は、ドラヴィダ語、日本語、英語の順にしてあります。

●タミル語を含む
  ドラヴィダ諸語28言語の言葉を5556の語源グループに分類

原書はタミル語を含むドラヴィダ語族の28言語(下記)を対象とし、それらの言語で書かれたさまざまな資料から採集した語を、語源を同じくするもの5556グループに分類してあります。

28言語とその配列順:タミル、マラヤーラム、イルラ、パル・クルンバ、アル・クルンバ、ベッタ・クルバ、コータ、トダ、カンナダ、コダグ、トゥル、ベラリ、コラガ、テルグ、コラーミー、ナイクリ、チャンダのナイキ、パルジー、ガドゥバ、ゴーンディー、コンダ、ペンゴ、マンダ、クイ、クウィ、クルク、マルト、ブラーフーイー

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●訳注を追記

日本語訳にあたり、利用者の利便を考慮して解説を加えました。解説は、例えば‘yama’の訳語「《冥界を支配するベーダの神》ヤマ」のように《 》と共に訳語に直接加えたもの、【注:】としてその事項の直後に挿入したもののほか、多くは巻末の「参考事項」に掲載しました。

●参考事項を追加

日本人利用者の便宜を図るため、索引の前に「参考事項」のページを設けました。ここでは、次の基本事項について解説してあります。

貨幣・度量衡単位、神々、言語・文字・古典など、宗教・社会制度・民俗など、食べ物・飲み物、地名

●日本語索引を追加

索引部分に、日本語索引を追加しました。
原書には、見出し語の索引のほかに、英語の索引がついていますが、これを基に本書では日本語索引を作成しました。「和度辞書」としての逆引き利用も可能です。

●動・植物に関する情報を補充

原書にある植物の索引「INDEX OF FLORA」のほかに、本書では動物の学名に関する索引「INDEX OF FAUNA」を付け加え、動物の学名に関する情報が入手できた事項についてはその情報も記載しました。さらに「INDEX OF FLORA」にも植物の和名その他の入手できた情報を付け加えてあります。